2014年11月11日

MATSURI第六戦レポート

今更にも程がありますが、MATSURIの報告です。

2014.10.26。
大阪は弁天町世界館にて、関西で唯一のブラジリアン柔術プロ興行が開催されました。
「プロ柔術MATSURI 〜第6戦〜  「誰がために鐘は鳴る」。

大きな大会・トーナメントは他にも沢山ありますが、MATSURIはだいぶん意味合いが違います。
他の大会は自分がエントリーすれば出られるわけですが、MATSURIは、MATSURI実行委員会が、数ある選手の中からプロ興行にふさわしいと思った選手をピックアップし、オファーをかけます。
ざっくりと言ってしまえば、この人は金を取れる・魅せる柔術をしてくれそうだよね、という人が「選ばれて」出場するわけです。
その意味で、関西で柔術をやっている人間にとっては、出場するだけで誉れある試合、と言えます。

今回、ねわざワールド阪神から初めて、神田さんが、出場されました。
相手は四国はラグナロク柔術の田井さん。

結果は下記の通り、残念ながら神田さんがポイント負けを喫しました。
http://jiujitsu-matsuri2013.tumblr.com/post/98522047987

以下、セコンドとして帯同させて頂いたつくいが、思い出しながら書きます。

神田さんから出場オファーがあった旨御連絡いただいたのは、9月の上旬でした。
つくいとしては、心のどこかで予想していたように思います。
神田さんの試合は、ポジションを失うことを恐れずに、どんどん攻めるため、面白いんです。
試合でも着実に実績を積み上げられていたので、そろそろオファーがないのかな?と思っていました。

相手も程なくわかりました。
年齢が20代で、強豪ジエメルソン・ハッタ選手に勝ったことがある強豪選手、ということで、40代の神田さんにとって、勝っても負けても苦しい試合になることは容易に予想できました。

ブラジリアン柔術の試合は、本来、帯色・年齢カテゴリによって試合時間が異なります。
・アダルト茶帯(18〜29歳)
 8分
・マスター1茶帯(30〜35歳)
 6分
・マスター2・・・茶帯(36〜)
 5分
普段、マスター1・マスター2を主戦場にされている神田さんですが、今回は相手の方が30歳未満、ということでアダルト茶帯の8分、この点も体力が持つかどうか懸念がありました。

この、体力面の不安については、スパーリングでできるだけ連続して体力が新鮮な相手とされたり、RUNトレーニングをされたりして、対策されました。

茶帯ともなると、今の時代、youtubeで検索すれば、試合映像がいくつか出てきます。
田井選手の試合映像も最近のものが、いくつも見付かりました。
ほとんどの試合が、トップポジションからパスガードを狙う展開だったので、つくいは、MATSURIでの試合も、田井選手が上・神田さんが下から攻める展開になることを予想しました。
(これが大外れだったわけです・・・。)

試合までに、神田さんは大きな怪我をされることもなく、減量も不要で、調整自体は順調でした。

試合当日は、
正午に集合

ルールミーティング

マットスペースをつかったウォーミングアップ

客入れ

控え室で待機

前の試合の時点で舞台裏に移動

試合
というのが大まかな流れです。

マットスペースを使ったウォーミングアップ時、当初は、さすがに、百戦錬磨の神田さんも、緊張されているのか動きが固く、何かふわふわしているような印象があったのですが、体が暖まるにつれて、いつもの動きに戻ってきました。

控え室での待機時間がかなり長くなるため、精神的な消耗がないか、個人的には気になっていたのですが、この点も問題なさそうでした。
いつも一緒に練習している瑞慶覧さん(Golleta?柔術)と、セコンドの上山さんも同じの控え室だったのが良かったように思います。
また、神田さんの最初の柔術の先生である谷さん(暁柔術)も一緒に出場されたこと、ねわざワールド阪神のメンバーも多数応援に来られた事も、大きな心の支えになったはずです。

入場は、選手が入った後、しばらくしてセコンドがこっそり入るのですが、背中を叩いて送り出した瞬間も、変に緊張しすぎたり舞い上がったりすることもなく、いつもの試合前の神田さんでした。
むしろ、セコンドのつくいの方が、変に緊張しており、声が裏返ったらどうしよう、とか余計な事を考えてしまっていました。

試合開始のゴングが鳴ると、早々に田井選手が引き込み、そこからのベリンボロスイープを仕掛けてきました。
先述していたように、これは予想外でした。
この仕掛けで、2ポイントを早々に失います。

田井選手のセコンドにつかれていた、ラグナロク柔術の平田代表がこのように書かれています。

個人的には作戦に埋もれて実力を全然出し切らないまま終わる・・・
この展開が最悪で
とりあえず今回は“全部出し切る”コレをテーマにしていました
プロ柔術MATSURI第6戦)


この点、セコンドの作戦力が足を引っ張ってしまい、残念です。

しかし、ポイント先行されてからの神田さんは、ボトムポジションから多彩な攻めをしかけ続け、練習通りの攻めをされていました。
特に、上記で平田代表が書かれているように、デラヒーバ系の攻めはかなり良いところまで押し込んでいましたが、田井選手の落ち着いた対処とバランス感覚に凌がれました。

試合後半に入ると、田井選手のハーフガード上からのプレッシャーが強くなり、神田さんとしては、体力・精神力共に削られていく、厳しい展開になりました。
田井選手は、ポイント先行しているのに、決して攻めの手を緩めてくることはなく、神田さんが何とか凌いでいる状態で、終了のゴングがなりました。

当初の作戦ミスを除けば、神田さんも力をしっかり出され、熱い試合になったと思います。
セコンドとしての反省点は多々あるのですが、それも含めて、良い経験をさせていただきました。

大会後は、よく一緒に練習させていただいている、暁柔術さん・Golleta?柔術さん、そして、毎週月曜日、技術交流のために無料で練習会を開催して下さっているスコーピオンジムさんと、合同で打ち上がりました。
何かしら思い出に残る店が良いだろう、ということで、会場近くのインド料理屋さんをチョイスしたのですが、結果、個人的には試合よりもよっぽど忙しい打ち上げになりました。
食べ放題・飲み放題のコースを選んだのですが、
・お店が小さく、ほぼ貸し切り状態での(20人)の食べ放題・飲み放題を経験したことがない。
・一つ一つのメニューを一から丁寧に作る(良いことなんですが・・・・)
ことから、料理・飲み物がなかなか出てこず、客が食べ物・飲み物を運び、ホールスタッフさんが厨房に入らないと、回らない事態になったためです。

しかし、無理な時間延長要求にも応じて下さいましたし、何より味が良かったです。
最近、関西にはインド料理屋が本当に増えましたが、この店の多種のナン・カレー・タンドール料理、どれもレベルが高かったです。
(だから作るのに時間がかかるんでしょうが・・・)

弁天町の「LALI GURAS」。
お近くに行かれた際は是非お立ち寄り下さい。

そんなこんなで、レポートを終えます。
長文の割りに推敲も何もしてないので、かなりの乱文、失礼いたしました。
posted by そら at 18:12| Comment(3) | 日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
つくいさん

当日は本当にありがとうございました!

アップからセコンドからすべて心強かったですし、それまでの練習もスパー4分まわしや引き込みの練習とか色々と僕にあわせた練習メニューをしていただいて、あらためてありがとうございました。
また道場のみなさんにも本当に感謝です。

試合は序盤の引き込み負けたのは「あっ!」って感じだったんですが、あとは今の自分の力は出し切れたかな、と思ってます・・・

ただ、今は悔しさというか、もっと上手くなりたい!という思いが今まで以上に強くなりました。

とにかくいい経験になりましたので、また道場でつくい師範をはじめみんなと一緒に頑張っていきます!

あっ、あらためてアジアチャンピオンおめでとうございます!
Posted by 神田 at 2014年11月12日 00:17
神田先輩、ありがとうございます。
そして今更ながら、お疲れ様でした!

「師範」呼称はご勘弁下さい。
みなさんのイジリが普及しすぎて、こないだ生田さんから「つくい師範」と呼ばれました・・・。
これはアカンやつです!
Posted by そら at 2014年11月12日 14:11
津久井さん、神田さん、当日はお世話になりました。
とてもおもしろく拝見させて頂きました。
『全部出し切る』の件、実はウチの田井、セコンドの指示をあまり聞きません。(苦笑)ですのでセコンド力は関係ございません。
たまたまアノ展開になりました。(笑)

さて、事後報告になりますがこの記事をラグナロクブログに紹介させて頂きました。
(削除要請がありましたらご連絡下さいm(__)m)

今後共、宜しくお願い致します。

Posted by ラグナロク柔術 平田 at 2014年12月07日 01:49
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